阪神・矢野監督「俺の責任」攻守に精彩欠いた中野に奮起促す
「阪神2-5オリックス」(1日、甲子園球場)
阪神・矢野監督は攻守に精彩を欠いたルーキー中野に奮起を促した。中野は初回、無死二塁でセーフティーバントを2球連続ファウルとし、結局送れずに空振り三振。遊撃守備ではミスが出た。2-2の八回1死一塁から三遊間のゴロを捕球し、二塁への送球したが、ショートバウンドの悪送球に。今季8個目の失策からピンチを広げ勝ち越し点を奪われた。
試合後、矢野監督は「今日はどっちも拓夢(中野)になっちゃったけど、あそこは流れを変えたかなというのはあるし。若い選手を俺も使ってるからね、それは俺の責任でもあるんだけど」とかばいつつ「あいつ自身がここから悔しさをどうするか。この前の西武ドーム(5月29日)でもそんなことがあったけど、『こいつがエラーしたなら仕方ない』とか『こいつが進められないなら仕方ない』というものをやっていく必要があると思うし。痛い1敗にはなったけど、ここからどうするかっていうのを見ていきたいと思う」と巻き返しに期待を込めた。
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