阪神逆転負け 魔の六回、マルテのエラーで決勝点 佐々木朗に初勝利献上

6回、ロッテ・藤岡の打球を好捕するも、阪神・マルテの悪送球で勝ち越しを許す=甲子園(撮影・飯室逸平)
6回途中で降板する阪神・アルカンタラ=甲子園(撮影・飯室逸平)
8回、ロッテのマーティン(右)にソロを浴びる阪神・馬場=甲子園(撮影・高部洋祐)
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 「阪神4-6ロッテ」(27日、甲子園球場)

 阪神は逆転負けで、交流戦最初のカード勝ち越しを逃した。これで8カードぶりとなる負け越し。両リーグ最速となる今季30勝はお預けとなった。

 2点のリードを守れなかった。六回、先発のアルカンタラは簡単に2死を取った後、中村奨に四球、レアードの中前打で一、二塁のピンチを招き、角中に同点二塁打を浴びて降板した。

 2死二塁で2番手・岩貞が登板。藤岡の一、二塁間の打球をマルテが横っ飛びで好捕したが、一塁ベースカバーに入った岩貞に悪送球。この間に二塁走者の生還を許した。

 アルカンタラは5回2/3を投げて5安打5失点(自責点4)で来日初黒星。ロッテ・佐々木朗がプロ初勝利となった。

 打線はドラフト1位・佐藤輝(近大)が、佐々木朗から同点タイムリーを放つなど存在感を発揮。さらに、サンズも4打数4安打2打点と奮闘した。だが、六回以降はロッテの継投策の前に1安打に抑えられた。

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