阪神・西勇輝、5回8安打5失点で降板 制球定まらず5四死球、移籍初の押し出しも

 5回、3点を失い、ベンチに戻る西勇(中央)=撮影・北村雅宏
 5回、山田に適時打を浴びる西勇(撮影・高部洋祐)
 5回、サンタナに2点適時二塁打を打たれ、喜ぶヤクルトナインを背にガックリの西勇(撮影・高部洋祐)
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 「阪神-ヤクルト」(18日、甲子園球場)

 阪神先発の西勇輝投手が移籍後初の押し出し四球を与えるなど、5回を投げて8安打5失点、5四死球と制球に苦しむ投球内容となった。

 先制されたのは二回。先頭のオスナに右中間を破る二塁打を放たれると、青木は内野安打で無死一、三塁となった。7番・サンタナに四球を与えて満塁。続く元山にフルカウントからの6球目、チェンジアップが低めに外れてボールに。押し出しの四球で先制点を奪われた。

 西勇の押し出し四球(死球)による失点は、オリックス在籍時の17年以来、5度目。さらにピンチは続き、1死満塁からは、山崎の二ゴロの間に三走・サンタナが生還し、2点目を許した。

 再び失点を喫したのは五回。先頭の山崎に左中間へ二塁打を運ばれると、1死三塁からは山田に中前適時打を浴びた。その後、安打と四球で1死満塁。迎えたサンタナに左翼線を破る2点適時二塁打を放たれてこの回、3点目を失った。

 五回2死三塁の場面で打席を迎えると、代打・糸井が告げられて交代。またしても、通算100勝に王手をかけることはできなかった。

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