首位阪神3連勝で貯金15 決勝弾のサンズ「すごく興奮」2位巨人に3・5差

 7回、阪神・近本光司の適時打で生還した阪神・熊谷敬宥はナインに迎えられる(撮影・北村雅宏)
 8回、中日・ガーバーを三振に仕留める阪神・岩崎優(撮影・田中太一)
 8回、左中間に勝ち越しソロを放つサンズ(撮影・山口登)
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 「阪神2-1中日」(13日、甲子園球場)

 阪神がサンズの決勝弾で引き分けを挟んで3連勝とした。貯金を今季最多の15とし、試合がなかった2位・巨人とのゲーム差を3・5に広げた。

 中日が二回に木下拓のソロで先制後、試合は先発・秋山と中日先発・ロドリゲスの投手戦となった。

 0-1の七回に試合が動いた。2死走者なしで代打・原口が四球を選ぶと、代走起用された熊谷が、近本の初球に二盗を決めた。

 ここで近本が、苦しめられていたロドリゲスから同点中前打を放った。

 八回は2番手・岩崎がピンチで踏ん張ると、直後の攻撃でスタンドが湧いた。

 八回2死。サンズが又吉から左中間へ決勝の9号ソロ。一塁を蹴ったところでガッツポーズ。お立ち台に上がると、「いつも以上に、すごく興奮していました」。助っ人が今季本塁打を放った試合は、8戦8勝(3月26日・ヤクルト戦は1試合2本塁打)となった。

 九回はスアレスが締めて、リーグ単独トップに立つ10セーブ目を挙げた。本拠地・甲子園での有観客再開試合で、矢野監督にとって通算300試合目のさい配となった試合で価値ある逆転勝利を決めた。

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