阪神・青柳 光投94球!持ち味発揮ゴロアウト12個 6回6安打1失点

 ヤクルト打線に立ち向かう先発の青柳
 力投する阪神先発の青柳
 ヤクルト戦に先発し力投する青柳
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 「ヤクルト2-2阪神」(5日、神宮球場)

 勝ち星こそ逃したが、らしさが光る94球だった。阪神の先発・青柳は6回6安打1失点。三回以外は毎回走者を許しながら、持ち前のゴロを打たせて取る投球で最少失点にとどめた。

 唯一の失点は五回。「詰まった当たりを安打にされた」と先頭・サンタナに内角直球を中前へ運ばれた。その後、2死一、三塁となり山崎に手痛い右前適時打を献上。「ボールカウントを悪くしてしまうことも多かった」とカウント3-1からの一打が悔やまれる。

 それでも一回、二回、四回と先頭を出しながらも粘りの投球。「相手打者を詰まらすことも多くできた」とコースに投げ分け、18個のアウトのうち、12個がゴロアウト。持ち味を存分に発揮した。

 勝利投手の権利を持って降板したが、八回に岩崎が同点とされ、今季3勝目はお預け。ただ、5試合連続で6回を3失点以内に抑えるクオリティースタートは達成した。

 矢野監督も「丁寧に丁寧に投げてくれた」と評価。長打が出やすく、打者有利の風が吹いていた神宮での好投を称えた。3戦連続で白星から遠ざかっている青柳だが「次の登板ではストライク先行で攻撃にリズムを持ってこられるような投球ができるように頑張りたい」。次こそ勝利の女神がほほ笑む。

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