阪神・矢野監督「たられば言えば追加点」連勝ストップに

 9回、厳しい表情でグラウンドを見つめる矢野監督(撮影・西岡正)
 6回、吉川に勝ち越し打を許し顔をしかめる青柳(撮影・田中太一)
 6回、二塁ゴロに倒れる佐藤輝(撮影・西岡正)
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 「巨人3-2阪神」(21日、東京ドーム)

 阪神が逆転負けを喫し、連勝は8で止まった。先制した試合は開幕から16連勝と絶対的な強さを誇っていたが、セ・リーグ連覇中の王者が立ちはだかった。以下、試合後の阪神・矢野監督の一問一答。

  ◇  ◇

 -青柳は粘っていた。

 「いやまあこの球場やからな。ソロホームランしゃあないから。その中で1点、1点やからこういうゲームになったと思うし、最後は何とか不運なところもあったし。まあまあいつも通りというか、丁寧に投げてくれたと思う」

 -球場が球場だけに丁寧にという印象があった。

 「どうしてもね、その心理がバッテリーに働いてしまうし。攻めるところ攻めるという気持ちも必要やったと思うけど、全体的にヤギらしさがなかったということはないんでね。絶好調ではなかったかもしれないけど、その中でもこういうふうにしっかり投げてくれたというのはヤギの成長の部分かな」

 -打線はいい形で先制。いい投手で簡単には。

 「もちろんたられば言えば追加点なあ、ケントの三塁打のところで1点欲しかったけど。それもみんな積極的にいった結果やからこっちとしても受け止めているし。まあ馬場も最後、今季初登板のところで粘ってくれたし。全体的にやることやった負けかと受け止めています」

 -守備は良かった面が出た。

 「まあそうやね。マルちゃんもそうやし、タクムもいいプレーもあったし。まあでも最後、1人出たらおもろかったんやけど、それもしゃあないけど」

 -明日は前回やられた高橋と対戦。

 「毎日、勝ちたいと思っているし、やられたやつに対して何もない気持ちで臨むということはないんで。プロである以上、やられたらやり返すというのは当たり前のことやし。まあでもそれはチーム全体でやらないと。まあでも、そういう野球ができているんで、そこは心配はしていないです」

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