阪神 鉄板G封!岩貞3人斬りで猛追止めた!小林、岩崎、エドワーズ最強リレー
「巨人5-10阪神」(20日、東京ドーム)
阪神は、ブルペン陣が一丸となって、連勝のバトンをつないだ。6-4の六回、2番手で登場した岩貞が快投だ。序盤の大勝ムードから一転。巨人へ傾きそうな流れ。亀井を空振り三振。大城の三ゴロを挟んで代打・石川も空振り三振。2奪三振の快投で引き戻した。
「チーム一丸で戦えていますし、雰囲気もいい。緊迫した試合で三つのアウトを取ることができて良かった」。今季から投手キャプテンを任され、自覚は十分。岩崎と並ぶ7ホールド目をマークした。
矢野監督も手放しで称える。「サダ(岩貞)がね、流れを止めるようなピッチングをしてくれた。めちゃくちゃデカかった」。真っ先に投のヒーローに名前を挙げるほどの印象度だった。
8-4の七回は勝ちパターンに昇格した小林が先頭の代打・増田大に二塁打を許しながらも無失点。「とにかく0点で抑えることができてホッとしています」。今季7試合目の登板でも防御率0・00。ミスターゼロの存在感は高まるばかりだ。
終盤も矢野監督は手綱を緩めない。クリーンアップを迎えた八回は岩崎がマウンドへ。左腕も無失点に抑えると、リードが6点に広がった九回は守護神・スアレスを温存。今季初登板のエドワーズが1点を失いながらも、最後を締めた。「中継ぎ陣を信頼している」と指揮官。今季も盤石だ。