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阪神・ドラ1佐藤輝 出た甲子園1号 天敵・森下を粉砕!阪神今季2度目4連勝

 甲子園初本塁打を放ちファンの声援に応える阪神・佐藤輝
 4回、右中間スタンドへ2ランを放つ阪神・佐藤輝
4回、甲子園初本塁打となる4号2ランを放ち、ダイヤモンドを回る佐藤輝(撮影・立川洋一郎)
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 「阪神6-0広島」(14日、甲子園球場)

 これを見たかったんよ-。阪神はドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=の甲子園初アーチとなる4号2ランを含む、プロ最多3打点の活躍で4連勝。過去0勝4敗の広島・森下にプロ入り初めて土をつけ、貯金は矢野政権で最多となる「8」とした。完璧なスタートダッシュを決めた猛虎よ、このまま突っ走れ!

 すさまじい衝撃音が甲子園に鳴り響き、虎党は総立ち状態となった。「打った瞬間、行ったと思いました」。両手に残る確かな感触が心地良い。聖地1号の余韻に浸りながら佐藤輝はさっそうとダイヤモンドを一周した。

 記念すべき一発は1点リードの四回無死一塁から生まれた。2ストライクから森下が投じた113キロのカーブにやや泳がされながらもしっかりと捉えた。飛距離125メートルのアーチは右中間に飛び込む4号2ラン。中野と並んで上がった聖地初のお立ち台では「甲子園で打てて一番よかった」と笑みを隠せない。

 球団新人が4月末までに4本塁打を放ったのは、19年・近本以来の快挙だ。四球で出塁した二回は、田中広がファンブルする間に一塁から二塁へ全力疾走。間一髪でセーフにすると、中野の一打で先制のホームを踏んだ。

 5点リードの七回2死一、二塁ではケムナから中前適時打を放つなどプロ入り初の3打点。火を噴いたバットの導火線となったのは、森下にリベンジするという強い決意だ。

 前回対戦した3月30日の試合では、2打席連続空振り三振に倒れていた。だからこそ「今日は何とかやり返したい」-。過去0勝4敗の天敵を完ぺきに攻略し「森下さんから勝てたというのは大きい」と胸を張る。

 少年時代、脳裏に鮮明に刻まれた姿がある。「浜風の中で打っていた金本さんは本当にすごいホームランバッターだった」。当時から金本氏のルーティンをマネするなど、鉄人の背中を追っていた。

 そしてこの日、長く4番を張った金本氏のようにエースを完ぺきに打ち砕いて勝利へ導いた。「目標にしてもらえる選手に」-。そう語った佐藤輝が、今度は子供たちへ夢を与える番だ。

 13日に甲子園を訪れた侍ジャパン・稲葉監督が「佐藤輝くんも気になる選手の一人」と言及したことに「可能性はゼロではない。それに向けても頑張って行きたいし、日本で行われる特別な大会なのでしっかりテレビで見たい」と言って笑わせた背番号8。風格たっぷりの黄金ルーキーが、これからも聖地に幾多のアーチを描く。

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