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【岡田彰布氏の眼】阪神 岩崎投げられないのなら八回は岩貞にすべき

 「阪神3-6中日」(2日、京セラドーム大阪)

 阪神にとっては痛い黒星だ。相手のミスで3点をもらっただけに、こういう試合を勝ちきらないと上位争いは厳しくなる。ゲームを分けたのはリリーフ投手の起用法だ。

 現状、ブルペン陣の序列を見れば、勝ちゲームを任せられるのは岩貞、岩崎、スアレスの3人。1日・広島戦で岩崎にアクシデントがあったようなシーンも見受けられたが、マウンドに駆け寄ろうとした投手コーチとトレーナーを制して続投した。

 この日、七回に岩貞が登板したことで、八回は岩崎が行けるものだとバックネット裏から見ていた。それはなぜか?同じ点差で試合が最終盤へ進んでいく場合、基本的に勝ちパターンの投手から、“序列が低い投手”へのリレーは考えられないからだ。

 ベンチの思惑として、七回先頭の大島から左打者が3人続く、仮に3人で抑えれば八回は右打者のビシエド、平田という並びを考えたのかもしれない。ただ勝ちパターンの継投に相手の右、左は関係ない。

 チームの心理面を考えても、何とか七回を「一人一殺」でもいいから投手総動員で乗りきって、八、九回と勝ちパターンにつなぐ。その方が各投手の役割を明確にすることができ、“ゲームの流れ”を勝利の方向へ持って行ける。だから七回を加治屋、小林らでしのぎ、八回に岩貞、そして九回にスアレスという流れが最善の一手だったのではないか。

 加治屋もソフトバンク時代に経験があるとは言え、まだ阪神で勝ちパターンと言えるほど信頼を得た投手ではない。勝ち試合をこういう形で落としてしまうと、非常にもったいない。

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