阪神ドラ1佐藤輝 疲れてる!?2戦連続ノーヒット 21日ミスター超え有終弾や!
「オープン戦、阪神2-1オリックス」(20日、京セラドーム大阪)
2試合連続で「5番・右翼」に入った阪神のドラフト1位・佐藤輝(近大)は、3打数無安打に終わった。11打席連続ノーヒットで、初の2試合連続ノーヒット。絶好調だったバットは小休止気味だ。
宮城の緩急を駆使した投球術にタイミングを崩された。二回1死は直球とスライダーで追い込まれた後、98キロのカーブにバットが空を切った。五回1死は4球連続のカーブ攻めで翻弄(ほんろう)され、6球目のスライダーで中飛。完全に手玉に取られた。
右翼守備では痛いミスも…。1点リードの七回1死一塁。太田の右翼後方への飛球に対して目測を誤って一歩前に出てしまった。何とか打球に追い付いてグラブに当てたが、捕球できず二塁打としてしまう。さらに中継・北條への送球はワンバウンド。北條がファンブルし、一走・中川圭を生還させて同点としてしまった(記録は佐藤輝の失策)。
矢野監督も「あそこでしっかり送球するというのは必要やし」と言及。「(走攻守で)課題は出てくる。早い段階で俺らも気づけるようにしたい」と佐藤輝の成長に向け、全面的にバックアップしていく考えだ。
長嶋茂雄(巨人)が新人だった1958年に記録したオープン戦7本塁打にあと1本と迫る佐藤輝。21日がミスター超えのラストチャンス。有終アーチで、開幕に弾みをつけたい。
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