阪神・浜地、2軍“快幕”でアピールだ 軸は「真っすぐ」 変化球の質も課題に
19日に開幕するウエスタン・ソフトバンク戦(筑後)で2軍の“開幕投手”を務める阪神・浜地真澄投手(22)が18日、「直球のキレと精度」「変化球で空振り、カウントを取る」ことをテーマに掲げた。5年目を迎えた右腕。1軍昇格を目指し、まずは2軍の“快幕”でアピールする。
「うれしいですし、期待に応えたいですけど、やっぱり1軍でならないと」。いよいよ始まる21年シーズン。2軍ながら、その初戦を任された浜地は率直な思いを語った。
前回登板した11日の教育リーグ・オリックス戦では5回4安打1失点。試合後には「真っすぐが自分の中で納得いかなかった」と反省を口にしていた。「やっぱり真っすぐが僕の軸。そこのキレや精度をこの1週間しっかりやってきた」。安藤2軍投手コーチも「浜地らしい投球をしてほしい」と期待を寄せる。
また、変化球の質も課題として挙げた。「前回は意図としてはあったけど表現できなかった。意図した時にカウントだったり、空振りをとれるように」と修正に取り組んできた。この日は鳴尾浜で、キャッチボールや投内連係に参加するなどして調整し、最終確認を行った。
オフには2年連続でソフトバンク・千賀らの自主トレに参加するなど「自力をつける」ことをテーマに着実に力をつけてきた。「去年はふがいないシーズンだった。先発ならローテで回れるように、中継ぎなら勝ちで使ってもらえるように」。1軍で勝負するために、背番号36が最高のスタートダッシュを決める。
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