阪神・藤浪は157キロ 初回3失点も修正 佐藤輝3号 マルテが2号

 2回、力投する藤浪(撮影・飯室逸平)
 2回、ソロを放ち、ベンチ前でゴリラポーズを決める佐藤輝(撮影・高部洋祐)
 1回、2ランを放つマルテ(撮影・高部洋祐)
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 「オープン戦、阪神3-3西武」(12日、甲子園球場)

 試合中盤から少しずつ雨脚が強まり、七回表終了後に中断。そのまま3-3の降雨コールドゲームとなった。

 自身初の開幕投手を務める阪神・藤浪が先発し、5回3安打3失点でマウンドを降りた。初回に3連続長短打を食らうなど3点を先制されたが、二回以降は無失点。最速157キロの直球を軸に高速フォークも駆使し、上々の仕上がりを見せた。「何とか修正してやれたんじゃないかと」と話した。

 打線は3点ビハインドの初回。同じく開幕投手を務める高橋から、マルテが高橋から左翼ポール際へオープン戦2号ソロ。二回にはドラフト1位・佐藤輝(近大)が初球の146キロ直球を完璧に捉え、左翼席へ2試合連発の3号ソロを放った。

 佐藤輝は「初球から甘いボールを思い切って打ちにいくことができました。一発で仕留めることができてよかったです」と振り返った。

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