阪神ドラ2伊藤将、鷹狩りでアピールだ 開幕ローテ入りへ結果出す

 日本一チームを相手に腕試しだ。阪神のドラフト2位・伊藤将司投手(24)=JR東日本=が、週末のオープン戦・ソフトバンク3連戦(ペイペイ)で複数イニングを投げることが3日、決定した。

 ここまでの実戦は2月7日の紅白戦、同28日の練習試合・ヤクルト戦で各1イニングずつを投げて無失点。「目標としているのはローテーション入り。しっかり先発の枠をつかみ取れるように頑張っていきたい」と鷹打線との対戦に腕をぶす。

 この日はプロ入り後、初めて甲子園のグラウンドで練習。投内連係などに参加した。横浜高時代は2年夏、3年春の2度、甲子園に出場。「それ以来なので、すごいうれしかった」と瞳を輝かせ、「ここで活躍できるように頑張りたい」と気持ちを新たにした。

 久々のマウンドは「もうちょっと軟らかかったイメージ。ちょっと硬くなっている」と感じたという。甲子園のマウンドは2年前にメジャー仕様の硬い土を導入したが、これは伊藤将にとっては歓迎材料。「結構足で粘る方なんで、しっかりピタッと止まる感じがするので硬い方がいけます」と喜んだ。

 貴重な左の先発候補として期待される即戦力投手。博多、そして聖地でも結果を出し続け、開幕ローテの座をつかみ取る。

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