阪神・陽川が4安打 矢野監督「焦るとか、そういうのがなくなってきている」

9回、4安打目となる左前打を放つ陽川(撮影・飯室逸平)
9回、安打を放ち一塁へ走る阪神・陽川尚将=浦添(撮影・田中太一)
5回、中前打を放つ阪神・陽川尚将=浦添(撮影・飯室逸平)
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 「練習試合、ヤクルト3-4阪神」(28日、ANA BALL PARK浦添)

 阪神・陽川が4安打の大暴れだ。「止まらない?いやいや、たまたまです」と本人に浮かれる様子はない。一塁、外野の競争は激しく、「アピールしないといけない立場」ときっぱり。「結果を出しているが、自分の中で焦りもある。自分の中でできることをまずやって、結果につなげられたらいいなと思っているので、それが今結果につながってるかなと思う」と分析した。

 パワーに確実性が増した打撃に矢野監督の評価も高まっている。「もちろんホームランというのが陽川のひとつの魅力であるけど、経験というか、2軍では4番を打ってちゃんとした数字を残してきた」と成長を認め、「ちょっとアカンかったら焦るとか、そういうのがなくなってきている。本人の自信というか、そういうのがあるのかなと思う」と話した。

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