阪神・青柳、栄枝と初バッテリーで新発見「左に対して外のカット有効」

 「練習試合、DeNA2-6阪神」(18日、アトムホームスタジアム宜野湾)

 ルーキーのリードから課題克服のヒントを見つけ出した。阪神・青柳が対外試合初登板で栄枝と初バッテリー。配球も任せた中で、目からウロコの収穫を得た。

 「固定概念なしにできるかなというのをやってみて左に対して外のカットが有効なのかなと。(栄枝が)『結構いいんじゃないですか』と話もしていて。新しい発見でしたし、良かったと思います」

 この日、DeNA打線は左打者9人をズラリと並べてきた。昨季は右打者の被打率・193に対して左打者は・同288と苦戦。今季も弱点を突かれると予想されるだけに、外角カットボールは新たな武器となりそうだ。

 投球は「良くも悪くもなかった」という。悪天候の下、初回は連続四死球から4番佐野に2点タイムリーを献上。二回以降も出塁は許したが、栄枝の2度の二盗阻止に助けられ、3回2安打2失点にまとめた。矢野監督も「追い込んでから球数が増えたり課題もあるけど、全体的に見れば順調にきてるんじゃないの」と合格点だ。

 高橋が開幕絶望的となり、開幕ローテ当確の青柳への期待は高まるばかりだ。「他にもいいピッチャーがいっぱいいる。残りの試合は結果を求めてやっていきたい」。開幕投手を狙う右腕が、ここからギアを上げていく。

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