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阪神・西純 成長の153キロ 力強さ&制球力UP“マエケンフォーム”「ほぼ完成」

 楽天打線相手に力投する西純
 力投する西純
 1回、楽天・小郷裕哉(手前)の放ったゴロを目で追う西純
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 「フェニックス・リーグ、阪神6-6楽天」(29日、アイビースタジアム)

 マエケンフォームで大収穫や!阪神・西純矢投手(19)が29日、「みやざきフェニックス・リーグ」楽天戦で今年最後の先発登板に臨み、5回8安打5失点。五回に味方のミスから一挙4失点する場面もあったが、球場計測で最速は153キロと力強さを発揮。ツインズ・前田のフォームをベースとした新フォームは「ほぼ完成」と話し、成長を果たした1年を振り返った。

 結果以上に、光が差し込んだ104球だった。約1カ月、鍛錬を重ねてきた南国の地で迎える楽天との最終戦。先発した西純は味方の拙守に足を引っ張られ5回8安打5失点だったが、本格的に取り組む“マエケンフォーム”を固められたことに手応えを明かす。

 「(新フォームは)もうほぼ完成に近づいているんじゃないかなってぐらいに。(あとは)左手の使い方くらいで。(感触は)いつも通りの感じでした」

 四回まで1失点と快調に投げ進めた西純。1点リードの二回2死で相対した沢野への2球目、空振りを奪った直球が球場計測で153キロをマークした。制球がばらつくシーンも明らかに減った。五回に坂本が捕飛を“落球”し、そこから4失点したが「十分合格。大収穫。(1軍キャンプに)推薦できるくらいの力は付けてきている」と平田2軍監督は絶賛する。

 ツインズ・前田のフォームに取り組むようになったのは11月上旬。シーズン中はリリースの際に体と右腕が大きく離れ、軌道が安定しなかった。そこで前田の投球フォームに挑戦。左足を上げる時にグラブを太ももに落として投げるように改良し、力みが無くなったことでリリースポイントが安定した。

 フォーム矯正に一役買った安藤2軍投手コーチも「リリースのところは本当に安定している。まだまだこのレベルで終わる投手じゃないのでね」と評価。矢野監督は来春1軍キャンプに「呼んでも支障はないかな」と期待をかけており、右腕にとっては今オフの取り組みが重要となる。

 「奥川の投球を見て、自分も頑張らないとなと。ライバルを抜くために、このオフはしっかりやらないと」と力を込めた西純。今オフは鳴尾浜で体幹を鍛えつつ、フォームの改良を重ねる。さらなる理想型を追い求め、納得のいく形で来春のキャンプインを迎える。

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