阪神 西純&井上の若虎が活躍 平田2軍監督もご満悦
「フェニックス・リーグ、阪神3-2楽天」(22日、生目の杜第2野球場)
阪神が高卒ルーキー2人の活躍で逆転勝ちした。先発西純が自己最長7回6安打2失点、8奪三振と好投すると、2-2の四回には4番井上が今リーグ3本目となる決勝ソロ。2年目の小幡も3安打するなど、若虎が宮崎でハッスルした。
平田2軍監督もご満悦だ。一問一答は以下の通り。
-西純は好投
「今日は悪いなりに粘ったな。でもよくなかったって言うから、ディレクターに(球速)確認したら148って言うからこれであんまり良くないって…。楽天は今年イースタンで優勝して2割8分くらいのチーム打率あるんでね。今日はよくない方だと思ったけど。悪いなりのピッチングができつつあると受け取ったよ」
-勝負球が良かった
「フォークやな。三振を意識して腕を振れって言ってる。今日はアウトローの精度もよかったし、決めにいった時のフォークも良かったんじゃない」
-7回を投げ切れたのは成長
「この前(15日・日本ハム戦)も7回行けるところで、途中で117球にいったけど、今日は108球。7回は投げ切らせなきゃってところだったんでね。もう1試合、最後の日曜日(29日)にもう1試合あるんで楽しみが増えた」
-井上もバックスクリーンへ決勝ソロ
「バックスクリーンに打ったっていうのが値打ちだわな。それも軽く、力感なくさ。ポーンっと軽打してバックスクリーンに入れるっていうのはやっぱりパワーだな。大振りしなくても、そういうことを感じてくれればまた成長の一つにつながると思うんだけど」
-17日の1号からずっと好調
「ヒットも5試合続けて出てる。自分の持ち味を出してきてる」
-小幡が3安打
「センターから逆方向という意識をもってしっかり結果を出してる。1軍で出てちょっと違いを見せなきゃっていうところもあるだろうし。そういうところはやっぱり小幡ももう一つ上のバッティングをな。今日はサード守らせたけどまだまだ。いろんなポジションをやらせてる。植田海も。ショートとセカンドをやってる俺でも経験があるけど、サードになると距離感と打球の質が違ってくるんでね。こういうときにいろんなポジションを守らせて、ファーストも守らせて。来年1軍に行ったときに全部内野を守れるという風にさせないといけない」
-2本目の安打は曲芸うち
「やっぱり内からバットが出てるからな。詰まりながら…成長だよな。バットコントロールというかさ。広島の西川じゃないけど、そういうバットコントロールで自由に操れるような選手になってほしいけどな」