阪神・大山への申告敬遠に甲子園大ブーイング 逆転キング狙い1番起用も…

 5回、申告敬遠で歩かされる大山悠輔(撮影・飯室逸平)
 5回、申告敬遠で一塁に進む大山(中央)=撮影・高部洋祐
3回阪神1死、見逃し三振に倒れ、ぼう然とする阪神・大山=甲子園(撮影・北村雅宏)
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 「阪神-DeNA」(11日、甲子園球場)

 阪神・大山悠輔内野手が、五回の第3打席で申告敬遠された。本塁打王を狙い「1番・三塁」で起用され、最終戦に望みをかけた状況だけに虎ファンの大ブーイングが甲子園を包んだ。

 0-0の五回2死一、三塁、先制チャンスに大山は第3打席を迎えた。ここでDeNA・ラミレス監督がベンチから出て申告敬遠を告げると、虎党から思わず声が出た。

 申告敬遠で1死満塁となったが、続く木浪がボテボテの二ゴロに倒れて先制できず。結果的にラミレス監督のさい配が勝った。5回無失点で代打を送られた藤浪の勝利投手の可能性も消えた。

 ラミレス監督は10月30日の阪神戦(横浜)でも五回1死二、三塁から大山を申告敬遠。本塁打王、打点王の2冠を狙える状況にあっただけに、この時も虎党のため息がもれた。

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