阪神まさか?藤川引退試合でノーノー危機 7回無安打、甲子園も異様なムードに

 3回、捕邪飛に倒れる大山(撮影・飯室逸平)
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 「阪神-巨人」(10日、甲子園球場)

 阪神打線が藤川球児の引退試合で七回まで無安打と沈黙。甲子園が異様なムードに包まれ始めた。

 先発・畠に3回無安打に抑えられると、四回から登板した2番手・戸郷の前にも沈黙中だ。六回は近本の放ったゴロが一塁手の若林のグラブをはじき、「E」ランプが点灯。七回は3番手・桜井に三者凡退に打ち取られた。「1番」で先発出場した大山は3打席に立ち、三飛、捕邪飛、捕邪飛に打ち取られている。

 この日は藤川の引退試合として開催され、九回に登板予定だ。初回は失策絡みで3点の先制を許すなど、ナインの気持ちが空回りする格好となった。

 継投でノーヒットノーランを許した場合、阪神は球団初の屈辱となる。

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