阪神・西勇 大乱調 二回途中7失点KO 防御率タイトル遠のく

2回途中、交代を告げられ、ベンチに戻る西勇
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 「阪神-ヤクルト」(5日、甲子園球場)

 防御率リーグ3位につけている阪神・西勇輝投手が1回2/3を投げ、6安打7失点(自責4)。先発投手としての役割を果たせず、タイトル争いも難しい立場となった。

 初回は先頭の山崎に遊撃内野安打で出塁を許す。1死から青木に四球で得点圏に走者を進められると、続く村上に先制の適時打を浴びた。

 ここから悪循環が続いた。1死一、三塁から西勇が悪送球をし、さらに1点を追加されてしまう。そして状況が1死二、三塁に変わり西浦に中前適時打を許した。なおも1死一、三塁でエスコバーとの対戦となったが、カウント2-1から一塁へ西勇がけん制。一塁・マルテが捕球できずこの回二つ目の失策に。これにより、三走・宮本が本塁に生還し、4点目を奪われてしまったが、後続は断ち切った。

 歯車が狂った右腕は、4点ビハインドの二回も苦しい投球が続いた。先頭の先発投手・金久保にセンターオーバーの二塁打を浴びる。その後、1死一塁から塩見に右中間へ適時三塁打を浴び、続く青木の二ゴロの間に三走・塩見が本塁へ生還。

 さらに驚きのプレーが飛び出した。2死二、三塁から西勇が二塁にけん制したが、三走・村上が隙を突きホームスチール。これで7失点。村上にはこの回に二盗、三盗、本盗を3連続で決められてしまった。西浦に死球を与えた所で馬場と交代となった。

 西勇はオリックス時代の17年に左手首に打球が直撃したことで初回で降板したことがある。そのため、自己最短での降板ではないが、アクシデントによるものを除けば最短でのKOとなってしまった。

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