阪神・藤川が龍馬賞を受賞「憧れの偉人」「非常に光栄です」

 今季限りで現役を引退する阪神の藤川球児投手(40)が、高知報道十一社会が選考する「第35回龍馬賞」(主催・龍馬賞基金、福島清三代表)の受賞者に選出されたことが1日、発表された。

 同賞は社会、文化、教育、スポーツなど、さまざまな分野で活躍した高知県内の個人・団体に贈られる。受賞理由は「日本にとどまらない長年にわたる活躍は地元・高知の誇りであり、まさに坂本龍馬の精神を体現していたと言える」。日米通算245セーブ(10月31日時点)を誇るレジェンド右腕の功績が、故郷からもたたえられることになった。

 藤川は「この度は『龍馬賞』に選出いただき、大変光栄に思っています。私自身も高知の偉人である坂本龍馬さんに憧れ、「志」という言葉を胸に現役生活を送ってきました。ユニホームを脱ぐことになったこの年に、そうした憧れの偉人の意志を継いだ賞をいただけることは非常に光栄ですし、私を育ててくれた高知のみなさんにお会いできることを、心から楽しみにしています」とコメント。表彰式は坂本龍馬の誕生・没日にあたる11月15日に、高知市内で行われる。

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