阪神・大山2冠あきらめん 2点打で82打点!残り7試合…巨人・岡本は射程圏内
「DeNA5-13阪神」(31日、横浜スタジアム)
巨人・岡本が打てば、阪神・大山も打つ。打点王争いはし烈を極めている。大山が快晴のハマスタで快音を響かせ、82打点目。中日・ビシエドと並んで打点ランキング3位に躍り出た。
6点リードの五回1死満塁。カウント1-1から内角に食い込む武藤のシュートにうまく反応。ダメ押しの2点適時打を中前に運んだ。「横浜スタジアムですし、何点あってもいいと思うので。追加点を取ることができてよかったです」という4番の言葉が何よりも頼もしい。
4試合連続で打点をマークし、ポイントゲッターとしての役割を十分に果たしている。10点リードの八回2死二、三塁では、DeNAベンチがまさかの申告敬遠。これも相手から強打者と認められている証拠だ。
本塁打王&打点王でリーグトップをひた走る巨人・岡本はこの日、ヤクルト戦(東京ドーム)で小川から29号3ランを放ち、89打点目を挙げた。大山との打点数の差を「7」、そして本塁打数を「3」に広げられてしまったが、まだリーグ2冠は射程圏内だ。
大山に残されたチャンスは7試合。1日も好相性のDeNA戦。一つでも多くの数字を積み重ね、初のタイトルを追いかけていく。