来季構想外の阪神・福留、2軍戦に帯同 ドラ4遠藤へ助言送る姿も

試合前、PL学園の後輩であるオリックス・中川と談笑する福留(手前)=撮影・高部洋祐
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 「ウエスタン、オリックス-阪神」(21日、オセアンバファローズスタジアム舞洲)

 来季の構想から外れていることが報じられた阪神・福留孝介外野手(43)が2軍本隊に帯同し、試合前練習を通常通りこなした。

 練習前には、PL学園の後輩であるオリックスの中川と談笑する場面もあった。打撃練習では柵越えも披露。ドラフト4位・遠藤の打撃練習を見守り、その後、熱血指導する姿も見られた。

 10分以上、身ぶり手振りも交えながらアドバイス。遠藤も質問を繰り返し、ベテランからの貴重な助言を吸収しようと真剣なまなざしで耳を傾けていた。福留はこの日の試合に出場すると思われる。

 球界現役最年長の43歳となった今季は開幕から調子が上向かず、43試合で打率・154、1本塁打、12打点。日本通算2000本安打にあと91本に迫っていた。

 9月には名古屋市内で球団内規を超える8人で外食。参加者から新型コロナウイルス感染者が出たことで、球団独自の濃厚接触者扱いとされて出場選手登録を抹消された。

 現在は2軍で調整中。18日・広島戦(鳴尾浜)では岡田から実戦復帰後、初本塁打を放っていた。

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