阪神・ガンケルは6回9安打4失点で降板 またも先発勝利ならず

5回、ガンケルは顔をしかめながらベンチへ戻る=甲子園(撮影・田中太一)
6回、阪神・ガンケルはDeNA・ソトに勝ち越しソロを許す=甲子園(撮影・山口登)
6回に勝ち越しを許し、ベンチに戻った阪神・ガンケル(右)は頭を抱える=甲子園(撮影・山口登)
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 「阪神-DeNA」(10日、甲子園球場)

 阪神の先発・ガンケルが6回を投げ、3本の本塁打を浴びるなど9安打4失点(自責点3)で降板した。

 立ち上がりから粘り強い投球は見せていた。だが、2点リードの三回。2死走者なしから3番・オースティンに真ん中付近に甘く入った147キロの直球を右中間席へ運ばれるソロを被弾。さらに、1点リードの四回には、1死走者なしから5番・ソトにも左中間へ同点のソロを許した。

 1点リードの五回は、1死走者なしから柴田を遊ゴロに打ち取ったが、遊撃・小幡が失策。これで、無死一、二塁とピンチを招くと、続くオースティンに左前同点の適時打を放たれた。

 同点の六回には、先頭のソトに左翼へ2打席連続となるソロを被弾。痛恨の一発で勝ち越された。

 七回からは、2番手・エドワーズが告げられて交代。先発としての白星をまたしてもつかむことができなかった。

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