阪神・岩田、勝利投手権利まであと1死…逆転打浴び無念の降板 5四死球と制球苦しむ

 「広島-阪神」(7日、マツダスタジアム)

 あと1つのアウトで勝利投手の権利。ただ、その1つのアウトが取れなかった。阪神の先発・岩田は4回2/3を6安打5失点。5四死球と制球に苦しみながら、粘りの投球を続けていたが、1点のリードを守れなかった。

 二回に2四死球を与え、長野、堂林に連続適時打を浴びた。それでも打線が三回に勝ち越しに成功。その後は三回、四回と走者は許すも、なんとか無失点で切り抜けた。

 勝ち投手の権利がかかった五回だった。先頭・宇草に左前打を許す。1死から鈴木誠を四球で歩かせ一、二塁。それでも松山は中飛に抑えた。あとアウト1つ。ただ、5番・会沢に140キロ直球を捉えられた。打球は右翼線を破る二塁打となり、一走・鈴木誠も本塁生還。痛恨の逆転打を浴びて降板した。2番手・谷川も適時打を許し、岩田は5失点となった。

 ベテラン左腕はマツダスタジアムでの相性は最悪だ。通算13試合で1勝8敗。唯一の白星は13年8月7日で、15年8月4日から8試合白星なしの5連敗中だった。

 そんな敵地で粘りの投球を続けていたが、五回途中で無念の降板。前回登板した1日・中日戦で今季初勝利を挙げたが、この日2勝目を手にすることはできなかった。

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