阪神・藤浪がピンチ脱出!最速159キロでウィーラー、丸を三振斬り

6回、気迫の投球を見せる阪神・藤浪晋太郎=甲子園(撮影・飯室逸平)
6回、リリーフカーに乗ってマウンドに向かう阪神・藤浪(撮影・北村雅宏)
6回、巨人・ウィーラーを三振に斬り、雄叫びをあげる阪神・藤浪(撮影・飯室逸平)
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 「阪神-巨人」(4日、甲子園球場)

 阪神の藤浪晋太郎投手が六回、1点差の場面でリリーフ登板した。転向後5度目のマウンドは、宿敵巨人戦での中継ぎ初登板。ピンチこそ招いたが、最速159キロの直球で無失点に抑えた。序盤から続く大拙攻に、ため息漏れる球場の空気を、大歓声で一変させた。

 先頭の松原に対して初球、いきなり156キロを計測すると、150キロ後半の直球を連発。2-2から157キロで左飛に抑える。だが続く坂本に、156キロを中前にはじき返されると、4番の岡本に右前打を浴び、1死一、三塁のピンチを招く。それでも、ここで丸に対して、強気の3球勝負。内角低めに落とす145キロのスプリットで空振り三振を奪う。

 さらに続くウィーラーとの対戦では初球、この日最速の159キロを計測。最後は2-2から、147キロのスプリットで空振り三振を奪った。

 中継ぎ転向後、これで登板4試合連続の無失点投球。流れを引き寄せる16球だった。

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