阪神・大山「本塁打王狙う?」の質問にも冷静 バース以来の快挙に高まる期待

 お立ち台で話をする阪神・大山(左)と西勇=甲子園(撮影・北村雅宏)
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 「阪神4-1巨人」(2日、甲子園球場)

 阪神・大山が目の覚めるような一発を放った。本塁打キングを争う、巨人・岡本に1本差と迫る23号。ライバルの前で一歩、差を縮めた。

 場面は二回、今村の変化球を振り抜き、左翼席へ。悠然とダイヤモンドを一周した。

 「なんとしても先制点が欲しかった中で、自分のスイングをすることができ、先制点を取ることができて良かったです」

 本塁打王となれば、球団ではバース以来34年ぶりの快挙。それでも、ヒーローインタビューでは大山らしく、謙虚な受け答えに終始した。

 インタビュアーから「本塁打王を狙うか?」と問われて虎党もざわついたが、間を空けて「1本1本頑張ります」と冷静に回答。「西さんに勝ちをつけられるようにやっていました」と、この日の一戦を振り返った。

 和製大砲の覚醒にファンの期待も高まるが「最後まであきらめず泥臭くやっていこうと思います。応援よろしくお願いします」と、丁寧に頭を下げた。

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