阪神・エドワーズ 昇格即1回ピシャリ!矢野監督「大きなピースになる」

 6回、力投するエドワーズ
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 「阪神5-3DeNA」(21日、甲子園球場)

 頼もしい助っ人が帰ってきた。阪神・エドワーズが約3カ月ぶりの1軍昇格。いきなりの出番にも動じず、強力なDeNA打線を手玉に取り、1回を1安打無失点。待ちわびた右腕の快投に、聖地の虎党から大歓声が沸いた。

 6月19日の開幕戦以来となった1軍での登板は六回。先頭・佐野を二飛に打ち取ると力強く右手を握り締めた。続く宮崎に中前打こそ許したが、後続を抑え無失点。笑顔でマウンドを後にした。

 さらに七回も“仕事”を果たす。相手の代打を探るためにマウンドへ。代打・神里がコールされてから岩貞へバトンを渡した。

 「久しぶりにファンのみなさんの前で投球することができたから、すごく楽しかったよ。この感覚が久しぶりだけど、これからも味わえるようにしっかり頑張りたいね」

 セットアッパーとして開幕1軍をつかんだ今季。しかし右肩コンディション不良により6月26日に出場登録を抹消された。ファームでは回復まで時間がかかったが、8月23日に実戦復帰し、9試合連続無失点と結果を残してきた。

 「チームの力になってくれたら大きなピースになる」。セットアッパーとして勝利の方程式の一角を任せる可能性を示唆した矢野監督は、エドワーズ復帰でガンケルの先発再転向も明言した。まだ諦めない。休んだ分を取り戻すためにも助っ人右腕はフル回転する。

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