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阪神・近本、プレーボールG倒弾&ダメ押し弾!巨人3連戦4発はバース以来

 「巨人0-11阪神」(17日、東京ドーム)

 ホンマに、こんなG倒劇が敵地で見たかったんよ-。阪神は近本光司外野手(25)が先頭打者弾にダメ押し弾の1試合2発で流れを呼び込み、14安打11得点で宿敵に快勝。巨人3連戦で計4発を放ったのは、84年のバース以来という快挙だ。今季8戦全敗だった東京ドームで初白星を挙げた虎は残り45試合、懸命に戦っていく。

 火を噴いた猛虎打線の号砲は、近本の一振りだった。プレーボール直後に飛び出した電光石火の一発は、自身初の初球先頭打者アーチ。スタンドにどよめきが残る中、切り込み隊長が真っさらなダイヤモンドを一周した。

 東京ドーム8連敗中の重苦しい空気が残る初回だった。サンチェスが投じた初球、150キロ直球を狙い済ましてフルスイング。甲高い快音を響かせた打球は右翼席へ一直線に伸びていった。先制の6号ソロは、7月10日のDeNA戦以来、今季3本目、通算4本目の先頭打者本塁打だ。

 さらに5点リードの六回には2番手・桜井が投じた133キロのチェンジアップをコンパクトなスイングで捉えた。右中間席最前列に突き刺すダメ押しの7号ソロ。巨人3連戦で計4発を放ったのは、84年のバース以来となる快挙だ。

 「4本塁打は特に意識していませんが、先頭で塁に出る意識を強く持った中で、ああいった形でホームランになったことはよかった」と近本。菅野から2打席連発を放った初戦に自力優勝の可能性が消滅した。初回に安打を放って出塁した2戦目は、坂本、岡本を欠く宿敵に敗れた。もう永遠に敵地で勝てないのではないか-。それでも苦境を打破しようとするのが近本だ。

 今3連戦が始まる前まで、自身は東京ドームで25打数2安打の打率・080。カード別でも巨人戦が5球団中最低の・115と、トップバッターの低迷が厳しい対戦成積に直結していた。

 少しでも現状を打破するため、この日はバットを指2本分、短く持った。「相手投手の球速も速いですし、ボールに力もあるので、少し短く持つことによって、しっかり捉えられるようにという意識で打席に入っています」。チームの勝利に貢献するために。決して試行錯誤をやめることはない。

 そんな1番打者の思いが、あれほど苦しんだ東京ドームで14安打11得点の大勝を呼んだ。これから一歩でも王者に食らい付いていくために-。残り45試合、近本はプロとして粘り強く戦い抜く。

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