阪神が貯金1で今季折り返し 大山“よう打った”延長十回に決勝2点適時打

延長10回、2点適時三塁打を放ち、雄叫びをあげる大山(撮影・飯室逸平)
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 「広島3-5阪神」(30日、マツダスタジアム)

 阪神が延長十回に大山の勝ち越し2点適時打が出て接戦をものにした。2か月連続の月間勝ち越しを決めた。ちょうど今季半分の60試合を終え、29勝28敗3分け。貯金1で前半戦を折り返した。

 同点で迎えた延長十回。先頭の近本が四球で出て、犠打やサンズの申告敬遠などで2死一、二塁となり大山の打席を迎えた。広島・フランスアが警戒しカウント3-0となってから次の球を強振。前進守備の右中間を破って2人が生還するタイムリー三塁打になった。裏の広島の攻撃はスアレスが3人で抑えた。

 先制したのは阪神だった。初回にサンズがフルカウントから真ん中高め143キロを強振し、12号3ラン。ベンチに戻ると、おどけた表情で“ハッピーハンズ”ポーズを決めて喜びを爆発させた。

 「近本と糸井さんが出塁してくれたから何とかホームまでかえしたいと思っていたよ。真っすぐを仕留めることができて、先制点を取ることができて良かったね」

 だが、追加点を奪えなかった。二回から四回まで三者凡退。五回は2死二、三塁で3番糸井は三飛に倒れた。

 先発秋山は好投していたが、3-0の五回につかまった。安打とボーアの失策でピンチを招き、2番菊池涼に痛恨の同点3ランを被弾した。6回6安打3失点で、3試合連続で白星なしとなった。

 終盤は継投策に入り、3-3の七回は岩崎を投入。1回1安打無失点に抑えると、八回はガンケルが1回無安打無失点と好投した。

 九回は塹江を攻め、安打と死球で2死一、二塁の好機を作った。だが、代打中谷は空振り三振に倒れ、延長戦に突入していた。

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