阪神、打線テコ入れ 小幡竜平が初の1軍昇格へ ハート強い2年目19歳

 高卒2年目の阪神・小幡竜平内野手(19)が、プロ初の1軍に昇格することが21日、分かった。

 小幡は2018年ドラフト2位で入団。昨季は2軍でプレーしたが、昨年11月には高知・安芸での1軍秋季キャンプに参加した。

 2年目の今季はウエスタン・リーグでチーム最多の31試合に出場。リーグトップの8盗塁を決め、同6位の打率・277を記録している。

 ハートも強い。8日のウエスタンリーグ・広島戦(由宇)では、自打球を顔面に当てて鼻骨を骨折した。それでも11日の同・オリックス戦(オセアン)からは、黒のフェースガードを付けてスタメン復帰。2安打2盗塁を記録した。

 17年5月に顔面死球を受け、鼻骨を骨折しながらフェースガードを着用して出場を続けた鳥谷を彷彿(ほうふつ)とさせる活躍。平田2軍監督が「(ケガした)翌日も試合に出られます、とね。彼はケガに強い。今日はそういう気持ちが出たんじゃないか」と目を細めるほどだった。

 1軍は前カードで巨人に3試合連続完封負けを喫し、今季ワースト36イニング連続無得点。19歳の“バットマン”が、どん底に沈むチームの起爆剤となれるか。

 熊谷が出場選手登録を抹消される見込み。

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