阪神・中田、腹に打球直撃も続投 2軍で5回5安打3失点
「ウエスタン、阪神-ソフトバンク」(鳴尾浜球場)
阪神の中田賢一投手が先発し、5回を投げて5安打3失点で交代した。
初回、安打と失策などで1死二、三塁。迎えた4番・デスパイネには2ボールから外角寄りの141キロ直球を右前へ運ばれ、先制の2点適時打を許した。
二回はアクシデントが発生。2死二塁から牧原の放った打球が中田の腹部に直撃。腹部を押さえながら一度はベンチに下がったものの、再びマウンドへ。その後も投球を続けて、問題ない様子だった。
この回以降は安定した投球を見せた。三、四回を三者凡退。五回は1死から牧原に右前打を許したが、後続を押さえて追加点を与えなかった。
一方、ソフトバンク先発のマット・ムーア投手は約1カ月半ぶりとなる実戦復帰マウンドで圧巻の投球を披露した。3回2/3を2安打無失点。5者連続三振を含む6奪三振と左ふくらはぎの筋損傷でリハビリ調整中の左腕は順調な回復ぶりを示した。