阪神・馬場がプロ初勝利、勝利球は「新婚なので…」 馬場ガッツ量産宣言も
「阪神3-1DeNA」(2日、甲子園球場)
3年目の阪神・馬場皐輔投手がプロ初勝利をマークし、初めてのお立ち台に上がった。「まあ、ようやく初勝利できてよかったです」と表情を緩めた。
1点ビハインドの六回、3四球で2死満塁とピンチを招き、初回の先頭打者弾を含む3安打と当たっている梶谷との勝負を迎えた。145キロ直球を投じ、1球で三邪飛に抑え、ピンチを脱した。その直後に大山の逆転打が生まれ初勝利が飛び込んできた。「もうこういうピッチングしたくないので、次しっかり投げて頑張って投げていきます」と気を引き締めていた。
ウイニングボールの行方を問われると、馬場は即答した。「今、新婚なので奥さんに渡したいと思います」。愛妻に感謝を込めて、手渡しする予定だ。
馬場と言えば、代名詞になりつつあるのがマウンド上でガッツポーズを披露する“馬場ガッツ”。お立ち台では「これからもしっかり抑えて“馬場ガッツ”できるように頑張りたいと思います」と頼もしい宣言をした右腕。これからもチームに欠かせない救援投手として力を発揮する。