阪神・秋山 ガッチャマンで出撃!広島戦でファンが選んだ「選手登場曲」イベント実施

 サングラスを飛ばしながらキャッチボールする秋山
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 阪神は21日からの広島3連戦で、選手が使用する登場曲をファンのリクエストで決める企画「~音楽で“もっと”つながる~選手登場曲リクエストSupported by 日本生命」を実施する。第1戦に先発する秋山拓巳投手(29)が登場曲に選んだのは「ガッチャマンの歌」だ。“アッキャマン”は同学年で首位打者を走る広島・堂林を警戒し、2週連続の6連戦初戦白星で今季初の貯金を作る。

 夕暮れ時の甲子園に懐かしいメロディーが流れる。秋山は登場曲リクエストに14年まで使用していた「ガッチャマンの歌」を選曲。高校時代、夏の甲子園に出場した時からお気に入りの一曲だ。新人時代、甲子園に響いたファンによる「アッキャマン」の大合唱は今も記憶に残っている。

 「ガッチャマンのところをアッキャマンとファンの方が言ってくれた時は鳥肌が立ったことは今でも覚えています。今は球場で大声も出せないので、それはかなわないですが、試合開始前にファンの方と一つになって、戦えたらと思います」

 コロナ禍の中、大声を出しての応援は禁止されている。「アッキャマン」の大合唱はお預けとなるが、ファンと一体となり、リーグ1位のチーム打率・289を誇るカープ打線に立ち向かう。4番には鈴木誠がどっしり。日本の4番に加えてアッキャマンが警戒するのは、09年夏の甲子園を共に盛り上げ、現在打率・434で首位打者を走る同学年の堂林だ。

 「余計なランナーを出さないことと先頭打者を抑えることを意識したい。鈴木選手以外にも堂林選手なども調子が良さそうなので、ランナーをためないように投げていきたい」

 この日はキャッチボールやダッシュなどで調整し、準備は万全。前回14日・ヤクルト戦は6回3安打3失点と粘投し、今季初勝利を挙げた。今回も6連戦初戦の先発を任され、言葉に自覚がにじむ。

 「連戦の初戦なので、長いイニングを投げるということは一番大事にしたい。前回は慎重になり、考えすぎてしまうことがあった。シンプルに自分ができる投球をして、長いイニングを投げられるようにしたいです」

 「ガッチャマン-」の歌詞のように、命をかけて、グラウンドへ飛び出す。必殺技は球界屈指の制球力。アッキャマンが鯉を斬る。

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