阪神・矢野監督、完投の西勇に「行く気満々だった」リリーフ陣温存「休めたの大きい」

 5回、ピンチで三振に仕留め声を張り上げる西勇輝
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 「阪神8-3中日」(18日、甲子園球場)

 阪神が3連勝を飾った。先発のエース・西勇が9回8安打3失点で125球を投げきって完投勝利。打線は5安打ながら効率良く8得点を奪った。4番・大山もダメ押しとなる4号2ラン。投打が奮起して5カード連続の勝ち越しも決めた。

 矢野監督は西について「いつも通りテンポも良く、打たせるところは打たせて、ピンチのところで三振を狙って取っている。本当に西らしい投球でした」と絶賛した。

 125球を投げての完投。「上がらせたというよりも西自身が行く気満々だったんで」と内幕を明かした。

 5カード連続勝ち越しと調子が上向きの中、勝ちパターンで登板するリリーフ陣の負担は増えている。スアレス、岩崎ともに今季の登板数は11試合。

 「スグル(岩崎)とかスアちゃん(スアレス)あたりが今日しっかり休めたのは大きい。西ももちろんチーム状況を見ているわけでね。その中で自分が投手陣、特に先発を引っ張っていくところでは、その辺の責任も意識しながら投げてくれた」とエースの自覚を称賛していた。

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