阪神・糸原が1号ソロ 序盤チャンス生かせず三回に反撃開始
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「阪神-ヤクルト」(15日、甲子園球場)
二回のチャンスにあと1本が出なかった阪神が三回に糸原健斗内野手の1号ソロで反撃を開始した。
2点を追う三回。2死走者なしで糸原が打席を迎えた。相手先発のイノーアが1ボールから投じた2球目、内角寄りの149キロ直球を強振。高々と舞い上がった打球は右翼ポール際に運ばれた。待望の今季1号。1点差に詰め寄った。
昨年8月20日のDeNA戦(京セラ)以来となる今季67打席目での主将の一発。糸原は通算5本の本塁打のうち4本が甲子園でのもの。粘投するガルシアを援護した。
阪神は序盤チャンスを逃していた。初回は先頭・近本が中前打で出塁したものの、後続が続かず無得点。
二回は1死からボーア、サンズが連打で出塁。続く梅野は遊ゴロに打ち取られ、間一髪のタイミングで6-4-3の併殺に。だが、矢野監督のリクエスト要求が成功。2死一、三塁で再開となった。
チャンスで打席を迎えた木浪。カウント1-1からヤクルト先発のイノーアが投じたチェンジアップに反応したが、一ゴロに倒れて反撃とはならなかった。