阪神・近本「元気と勇気を」 球宴中止でも夢届ける!

 阪神・近本光司外野手(25)が12日、球宴中止を受けてシーズンでより一層、ファンに元気や勇気を届けることを誓った。甲子園での自主練習後にオンライン取材に対応し、6月半ばから下旬とされる開幕へ向けて現在の心境を明かした。

 「再開したときには自分のプレーもそうですけど、しっかりファンに元気と勇気というものを届けられるように。今までのプレーもそうですけど、しっかり野球ができる楽しさを伝えたいと思いますね」

 今季は交流戦だけでなく球宴の中止も決まった。ファンだけでなく、選手も楽しみにしていた舞台。2年連続の出場を目指していた近本も無念さをにじませつつ、前を向く。

 初出場した昨季の球宴。第2戦では初回先頭打者本塁打を含むサイクル安打を達成し、MVPを受賞した。また、レイズ・筒香やレッズ・秋山らにアドバイスを求めるなど、成長の場としても活用。「いろんな人と話ができて、めっちゃ勉強になったなというのはあります」と振り返った。

 その経験を糧に、2年目のシーズンを見据える。この日は晴天の聖地で打撃練習やキャッチボールなどで汗を流した。「今は調整というよりは、成長できる期間。しっかり自分が成長できるようにトレーニングだったり、練習に取り組んでいます」。来年以降、再び大舞台へ立つために-。まずは、全力で今季に挑む。

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