阪神・木浪「野球ができる喜びを感じた」屋外練習で充実の汗

室内で打撃練習する阪神・木浪聖也=甲子園(阪神タイガース提供)
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 阪神の木浪聖也内野手(25)が16日、甲子園で15日から始まった自主練習後、オンライン取材に応じた。

 3月27日の活動休止以来、約3週間ぶりとなった屋外練習に「これまで野球をずっとやってきたので。3週間できなくて、野球ができる喜びを感じました」と心境を明かした。

 練習は午前9時からスタート。アップ後、キャッチボールや内野ノック、室内でのマシン打撃、ウエートトレーニングなど約2時間半、汗を流した。練習の中でも「人と大勢でいないこと。ウエートをしたらすぐに消毒。そういう対策はしっかりやっています」と、“3密”を避けながら、必死のトレーニングを続けている。

 阪神は3月26日に伊藤隼、藤浪、長坂ら3選手が、新型コロナウイルス感染を受けて翌27日から活動を休止。「野球ができないのが一番悔しかったです。家にいても暇で、野球がやりたい思いでずっといました」と苦しい胸中を明かす。

 阪神では、感染拡大防止のため練習時間を分散するなど、対策がなされた中での自主練習再開。依然としてシーズン開幕は未定だが、ファンに向けて「いまとても苦しい時期ではありますが、これを一緒に乗り越えて、甲子園で活躍した姿を見せられるように頑張るので、みなさんも一緒に頑張っていきましょう」と共闘を呼び掛けた。

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