阪神選手寮 濃厚接触者以外は“疎開”認める方針「精神的な部分」を考慮
阪神は6日、兵庫・西宮市にある選手寮「虎風荘」の寮生に“疎開”を認める方針を示した。保健所から新型コロナウイルスに感染した長坂らとの濃厚接触者と認定された者を除く寮生が対象。個別にヒアリングをした上で、球団が用意した兵庫県内のホテルや実家へ移動することができ、すでに希望者は移動したという。
「自室待機、寮だけではなくていろんな選択肢を提供した」と谷本球団本部長。現在、寮生は濃厚接触者でなくても自室待機、自室での食事という制限がかけられており、風呂の使用も一人一人時間が設けられている。
濃厚接触者以外は隣接するグラウンドでランニングなど一人でできる運動は許されているが、生活環境を鑑み、「心理的な要素、精神的な部分」(球団広報)を考慮した結果の措置だという。