阪神の新助っ人・サンズが“来日初アーチ” OP戦無観客試合で

2回、先制ソロを放つサンズ(撮影・北村雅宏)
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 「オープン戦、ソフトバンク-阪神」(29日、福岡ペイペイドーム)

 阪神の新外国人、ジェリー・サンズ外野手(32)が、ソフトバンクのエース格・東浜から“来日1号”を放った。

 2月中の実戦は4試合の出場で、6打数1安打のサンズ。5度目の実戦は「5番・右翼」でスタメン出場すると、まず1打席目だった。二回、先頭で打席に立つと、東浜に対して2ボール1ストライクから4球目、真ん中高めに浮いた135キロのスライダーを見逃さなかった。

 高々と放物線を描いた打球は、最深部の左中間スタンドに到達。待望の初アーチに、ダイヤモンドを足早に駆けると、ベンチに帰ってようやく笑みを見せた。

 球団史上初めて助っ人8人体制で開幕を迎えるシーズン。助っ人選手も規定の4枠を巡って、激しいポジション争いが続いている。そんな中、昨季の韓国リーグ打点王が、その片りんを見せた。

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、この日のオープン戦から全72試合が無観客試合として行われる。

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