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ボーアは「打てる」元阪神・呉昇桓が太鼓判 メジャーで被弾「威圧感ありました」

 打撃練習するボーア
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 昨季途中から韓国・サムスンに復帰した元阪神の呉昇桓投手(37)が17日、沖縄県のキャンプ地「ONNA赤間ボール・パーク」で取材に応じ、古巣に新加入したジャスティン・ボーア内野手(31)=前エンゼルス=の活躍に太鼓判を押した。メジャー時代に通算4度の対戦があり、2打数2安打1本塁打2四球。阪神時代の14年CSでMVPに輝き、日本シリーズ進出に導いた男がかつての仲間へエールを送った。

 伝説の助っ人守護神は沖縄県恩納村でトレーニングを積んでいた。ブルペンでは代名詞の“石直球”をズドン!5月復帰へ、昨年手術した右肘の経過は良好だ。「阪神の練習は今日休みですか?」「(現コーチの)福原さん、藤井さん、安藤さんも元気ですか?」。呉昇桓は流ちょうな日本語で問い掛け、にこやかに笑った。

 マウンドで表情を変えないため“石仏”の異名を取ったが、ナインからはアニキの意味を持つ“ヒョンさん”と親しまれた。ボーアの話題になると「ホームランを打たれましたね」と回想。メジャー時代の対戦経験を踏まえ、新助っ人の実力と印象をたっぷり紹介した。

 「ホームランバッターです。打席に立つと威圧感がありました。相手ピッチャーはプレッシャーを感じます」

 対戦は計4度。カージナルスでメジャー2年目の17年、7月5日・マーリンズ戦で中越えソロを被弾。ロッキーズに移籍した18年は9月27日・フィリーズ戦で左前打を許した。2打数2安打1本塁打2四球という対戦成積。「(日本でも)打てると思います」と太鼓判を押した。

 呉昇桓は14年から2年間、阪神に在籍。1年目からセーブ王に輝くと、CSでは“炎の6連投”でMVPに輝き、日本シリーズ進出の立役者となった。メジャーでも3球団でセットアッパー、クローザーとして活躍した。

 異国で成功するための秘けつは「藤井さんから学びましたと書いといてください」と笑わせつつ、「新人に戻った気持ちでやればいいと思う」と説く。日本では福原にフォークを教わり、米国に移るとカーブ、ツーシームを磨いた。新天地でも変化を恐れない。韓日米の3カ国で成功しただけに言葉には重みがある。

 「昨年クライマックスシリーズまで行ったので、今年はもっといい成績になるんじゃないでしょうか。藤浪ももっと良くなると思う」

 古巣の動向は移籍後もチェックし、昨季のCSも「全部見た」という。能見、梅野らとも交流は続いている。「(自分が)いた時がやっぱり強かった。日本シリーズに出たからね。今シーズンが終わったら、大阪で会いたいですね」。ボーアの活躍と阪神の6年ぶり日本シリーズ進出へ、呉昇桓は歓喜の報告を心待ちにしている。

 ◆呉昇桓(オ・スンファン)1982年7月15日生まれ、37歳。韓国・全羅北道出身。178センチ、92キロ。右投げ右打ち。投手。檀国大から2005年2次ドラフトでサムスン入団。14年から阪神に在籍し、2年連続で最多セーブ獲得。16年からメジャーのカージナルス、ロッキーズでプレーし、19年サムスン復帰。NPB通算成績は127試合4勝7敗80セーブ12ホールド、防御率2・25。08年北京五輪、06・09・13・17年WBC韓国代表。

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