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野村阪神「1期生」球児「心の中では生きてます」 感謝を胸に追悼試合で今季初実戦

 阪神は14日、15日の練習試合・広島戦と16日の同・楽天戦(いずれも宜野座)を、11日に死去した元阪神監督・野村克也氏の追悼試合とすることを決めた。阪神監督時代の「1期生」でもある藤川球児投手(39)は、楽天戦を今年初の対外試合登板にする予定で、通常の試合とは違った思いを胸にマウンドに上がる。

 大事なマウンドには、大切な思いと共に上がる。登板予定の16日の楽天戦は、両チームで指揮を執っていた野村克也氏の追悼試合。「(いつもと気持ちは)変わるんじゃない?少しは、自分はね」。藤川にとって、単なる調整の1試合という意味合いにはならない。

 「自分は阪神の(野村さんの)1期生やから。最初のドラフトやったから。(ドラフト直後は)『こんなドラフト知らんわ』と言われたけど(笑)。いい思い出ですけどね。気持ちは(追悼試合を)感じて投げますけど。内容は関係ないけど」

 当時、野村氏は即戦力投手の指名を希望していたが、高卒の藤川が指名された。野村氏の言い回しを笑いを交えて振り返ったが、もちろん胸に残っているのはそれだけではない。亡くなった11日には「人間教育をしっかりしていただいた」と振り返ったように、多くのことを学んだ。

 「(亡くなって)妻からは連絡が来ましたけど。『影響受けてたんやね』とか。何人か自分の恩師という人が亡くなったりしてますが、心の中では生きてますから。そういう意味では会わなくても、会えなくても、その人の教えとかは自分の中に入ってきているので」

 この日は、ブルペンで53球のピッチング。前日に続く投球練習で、今キャンプ初の連投となった。初の対外試合登板については「試合で投げるということだけ。結果とかはどうでもいいので、オープン戦中は」とあくまで開幕以降を見据えた調整の一環とした。その中に、特別な気持ちを込めていく。

 「自分たちの中では(野村氏の)指導は残っているので」と藤川。今も生き続ける野村氏の教え。尽きることのない感謝を胸に、今年の初実戦に挑む。

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