阪神・秋山が被弾「セットポジションが課題」中日戦で“開幕”登板

 1回、中日・福田永将(左)に先制2ランを浴びた阪神・秋山拓巳
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 「練習試合、阪神7-6中日」(8日、北谷公園野球場)

 阪神の秋山拓巳投手が、中日との練習試合に先発した。2020年の初戦。“開幕投手”としてマウンドに上がり、2回を投げて3安打2失点で降板した。

 初回、注目の根尾を直球で右飛に抑えると、続く武田は外のスライダーで空振り三振に。簡単に2死を取った。だが、続く高橋の打球が、グラブをかすめながら中前に抜ける。2死から走者を出すと、4番・福田との対戦。初球、真ん中低めの直球を狙われた。

 左中間に高く舞った白球は、そのままフェンスを越えた。2死走者なしからの2失点。悔いが残る1球に「もったいなかった。あれ(高橋のゴロ)を捕っていたら、何事もなかった。セットポジションが課題になったので、しっかりとやっていきたいです」と反省した。

 それでも、切り替えて二回は無失点。再び2死から四球と安打で一、二塁を招いたが、最後は根尾を右飛に抑えた。34球、最速は140キロだった。

 西、青柳らに次ぐ開幕ローテの有力候補。初戦先発は期待の高さに他ならない。課題と収穫を結果に変えていきたい。

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