阪神・西「ウル虎の夏2020」サードユニ着用「球場の雰囲気に合う」

 阪神の西勇輝投手(29)が31日、「ウル虎の夏2020」で着用する、サードユニホームの発表会に梅野隆太郎捕手(28)とともに出席した。

 「すごく色が映えますし、球場の雰囲気と合うと思います」。新ユニホームに袖を通した西が笑みを浮かべる。今年の期間限定ユニホームは、チームカラーのイエローを基調に、全体にダイヤをちりばめられたような幾何学模様をデザイン。球団として「勝って笑って、ダイヤのように光り輝くように」との願いを込めている。

 今季の対象試合は、本拠地で開催する7月6日からの巨人、DeNA6連戦。昨季の「ウル虎の夏」対象試合では、6戦で1勝4敗1分け。またチームとして7月は、22試合で9勝12敗1分けと負け越しただけに、15年ぶりの優勝を目指す上で、カギを握る月になりそうだ。

 FAで阪神に移籍し昨季、1年間ローテを守ったのは青柳と2人。勝ち頭となった右腕にとって、移籍2年目の今季は柱として期待されるシーズンになる。5年連続6度の開幕投手を務めたメッセンジャーが引退。空白となった開幕投手について、矢野燿大監督は「本命に近い」との見通しを明かしている。

 キャンプインを目前に控え、西も自覚を口にする。「言われて嫌な気はしない。プレッシャーを感じることはない。光栄なことです」。その上で、チームとしての相乗効果を期待。「後輩たちがガッツいてきてくれるのを、楽しみに待っていたいですね。みんなが1つのイスを奪いにいく形でいい」と、横一線での勝負を願った。

 個人として、チームとして、目指すのは15年ぶりのリーグ優勝だ。ダイヤのように輝くユニホームをまとい、「Aクラスで、優勝を目指せるように。チーム一丸で頑張りたい」と、2020年の誓いを立てた。

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