マサさんだヨ!全員集合 山本昌氏“講演会”参加制限なし!社長も参加予定

 秋季キャンプで阪神の臨時コーチを務める山本昌氏(54)=野球評論家=が、31日夜の到着後に“講演会”を行うことが30日、分かった。山本氏から提案があったもので、揚塩球団社長、谷本球団本部長らも参加予定。裏方やスタッフも含め、制限なしで参加可能な形になるという。社長も監督も若手選手も裏方さんも…昌さんだョ!全員集合-。

 レジェンドのコーチングが、まずは初日夜の“座学”から幕を開ける。山本昌氏はキャンプ初日となる31日夜に安芸入り。そのままチーム宿舎に移動し、自らの提案で講演会を開くことになった。

 「(自分も)聞かせていただこうかなと思います。社長も来るようです。結構、引き出しがあるでしょうから。体の使い方とか、長持ちする方法とか」。そう明かすのは副社長も務める谷本本部長だ。揚塩社長とともに“球団ツートップ”も楽しみにする。それだけ通算219勝左腕の教えには価値がある。

 現役時代は中日一筋で32年間プレー。最多勝や最優秀防御率など数々のタイトルを獲得した。ライバル球団の宝とはいえ、こんなチャンスはなかなかない。「制限はしません。選手に限らず、タイミングが合えば聞いておいて悪いことはないでしょう」とスタッフ、裏方らも自由に参加できる場にするという。

 チーム内には過去に山本昌氏の助言で生き返った男がいる。福原投手コーチは現役時代、不振にあえいでいた2010年の2軍戦で、当時セ・リーグ最年長選手だった同氏から「歩幅が狭くなっているんじゃないの?」と助言されたという。

 「あのアドバイスでストレートも戻った。若い時とはまた違う質で良くなったんだ」と、そこから中継ぎとして大復活。6年も選手寿命を延ばし、39歳を迎える16年シーズンまで現役を続けた。

 矢野監督は「何もない状態よりも、思いだったりを伝えることで、(選手も)臨む気持ちが変わる部分も出てくると思う」と、講演がキャンプ初日に行われることに意味があると強調した。まずは言葉による教えを聞き、実地での指導へ。特に若手投手陣には、非常に意義深いキャンプとなりそうだ。

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