CS男・大山 DeNAにリベンジや 2年前大活躍も敗退で悔しい思い…

 フリー打撃をする大山
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 成長した姿で挑む。阪神の大山悠輔内野手(24)が2日、自身2度目のCSへ意気込んだ。「勝つか負けるかなので、自分のやるべきことをしっかりやりたい」。勝者だけが進める次なるステージへ。チーム一丸となって、勝利を呼び込む。

 短期決戦が、底知れない力を生み出す。2年前、新人時代にCSを経験。2017年のCSファーストS第2戦のことだった。阪神の新人では初となるCSでの本塁打&猛打賞をマーク。新人ではプロ野球史上初となるポストシーズン1試合4安打と大暴れした。3試合で打率・538。それでもあと一歩、届かなかった。

 22歳で背負った責任、うつむきながら最後に紡いだ言葉。もう、あんな悔しい思いはしたくない。リベンジだ。2年前と同じDeNAが相手…そして、今回は今季打率・341と最も得意とする敵地・横浜スタジアムに乗り込んで戦う大一番となる。マルテが左足の張りで戦線離脱している中、“代役4番”の最有力候補が大山だ。

 9月30日の最終戦では決勝打を放つなど、奇跡の6連勝を呼び込んだ。矢野監督も「ユウスケ(大山)に勝負どころで打ってもらうことが、うちのチームには必要」と期待を寄せる。手にした日本一への挑戦権。もがき、苦しみ続けた2019年の集大成だ。

 大山は同じ言葉を、何度も繰り返した。「自分のやるべきことをやりたい」。4番からスタートした今季。降格もスタメン落ちも経験した。だが、今は違う。もう後ろは振り向かない。

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