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西 投球回セ界一!167回1/3…8回2失点虎最多9勝目

 7回、坂倉を二塁ゴロに打ち取り声を張り上げる西
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 「阪神4-2広島」(21日、甲子園球場)

 殊勲のバッテリーが勝利の喜びをかみしめた。試合後、ファンへのあいさつを終えた阪神・西勇輝投手(28)が、梅野の肩を抱きながらベンチへと引き揚げる。もちろん2人の顔にはあふれんばりの笑みが浮かんでいた。

 「マウンドでの表現というか、そういうのを引き出してくれたのは梅野。今年一年、僕の癖じゃないですけど、配球なりをすごく熱心に研究してくれて。意思疎通ができた」

 負ければBクラスが確定する一戦で見せた魂の8回104球。西が梅野とともに、チームの危機を救った。

 序盤に2点を失ったものの、その後は四、五、六回を三者凡退に斬るなど、テンポのいい投球が続く。これぞ西勇輝のピッチング。「向こうが早打ちだったんで、流れに身を任せるというか、それがうまくはまって球数も少なくいくことができた」とうなずいた。

 昨秋にFAで阪神へ。「自分の中ではイニングを重視します」。入団会見で誓ったのは1年間、ローテーションを守り、試合を作る“イニングイーター”としての活躍だった。この日で今季投球回が167回1/3となり、キャリアハイに。現時点でのリーグトップに立った。

 イニング数へのこだわりが増したのは、平常心の大切さに気付いたからだ。「若い頃は味方の攻撃にも一喜一憂していた。でも、心の波はあってはいけない」。そして今では、「若い投手は長いイニングを投げることが大事」とチームメートに説いている。

 この日の北條が放った逆転の一発には「うれしいのひと言で片付けたら失礼に当たるぐらい。感謝ですね」。自らの“奮投”に仲間が応えてくれた結果、今季チーム最多となる9勝目を手にし、2桁勝利が見えてきた。

 「監督が次行けといえば行きますし。このままクライマックス(シリーズ)の権利が残っているんだったら行きたいですね」。チームの、そして西の今シーズンはまだ終わらない。

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