阪神が巨人戦連敗5で止める 中谷が値千金の代打V弾 藤川が現役最多235セーブ

試合に勝利しナインを迎える阪神・鳥谷敬(中央)=甲子園(撮影・山口登)
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 「阪神4-2巨人」(31日、甲子園球場)

 阪神が首位・巨人に競り勝ち、連敗を3で止めた。対巨人戦の連敗も5でストップ。3位・広島も勝ったため、CS圏内まで3ゲーム差は変わらないが、残り21試合での逆転CS進出へ望みをつないだ。

 2-2で同点の七回2死。代打・中谷が左翼席へ決勝の6号ソロを放った。八回は巨人・大竹の暴投で追加点を奪取。救援陣は無失点リレーでつないだ。

 九回は藤川が1回無失点で締めて10セーブ目を挙げ、12年以来7年ぶりの2桁セーブをマーク。さらに通算235セーブとし、並んでいたソフトバンク・サファテを抜いて、現役選手でのセーブ数で単独1位となった。

 阪神は二回に梅野の適時打、西のスクイズで2点を先制。しかし、西が四回に暴投と、若林に適時打を浴びて同点を許していた。嫌なムードが流れていたが、8月最後の試合で今季最多の4万6788人の観衆に意地を見せた。

 甲子園では1日・中日戦以来、30日ぶりの勝利。8月は月間12勝12敗1分の勝率5割とし、6月から続いていた月間負け越しを2で止めた。

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