虎救援陣は決死リレー 八回岩崎が完璧火消し
「中日0-0阪神」(13日、ナゴヤドーム)
虎が誇る救援陣の奮闘がスコアレスドローを呼んだ。まずは八回無死一塁から先発・青柳の後を受けた阪神・岩崎が次打者の亀沢に送りバントを許さないなど、後続を3人でピシャリ。敵地の勝ち越しムードを一掃した。
九回はジョンソンが三者凡退、十回は能見が3者連続三振と付け入る隙を与えない。続く十一回の島本は1死一塁から代打・阿部を遊ゴロ併殺に仕留め、「狙い通りですね。インコースに投げきれました」と胸を張った。
最後は藤川が3人で仕留めてゲームセット。ジョンソンは「投手陣が素晴らしかった。そこには梅野の好リードもある」と代表して総括した。負けられない戦いが続くシーズンの勝負どころ。鉄壁のリリーフ陣が頼もしい。