矢野監督 セ上位進出へ!9連戦「攻めの姿勢」で臨む
阪神の矢野燿大監督(50)が5日、6日・ヤクルト戦(神宮)から始まる9連戦を前に、混戦のセ・リーグで上位進出を果たすポイントに「攻めの姿勢」を挙げた。
「逃げることはできへんしね、俺らは。状態がいい時も悪い時も試合はあるけど、自分らで流れを変えるようなことをしていかないと(流れは)変わらないと思うんで。そういう思いを持って戦うしかないよね」
経験に基づいた助言だ。現役時代は阪神へ移籍した98年から4年連続の最下位。苦しい時期でも挑み続けた結果が、2度のリーグ優勝につながった。
現在、首位・巨人と6・5ゲーム差で、CS圏内となる3位・広島とは4・5ゲーム差。残り42試合。厳しい状況とはいえ、逆転の可能性はまだまだ残されている。
「先を見て戦える状況じゃない。1試合をどう戦うかっていうのが大事になる」。チャレンジャー精神で攻め続けた先に、新たな道が開ける。